私の平日の昼食は自分で作ったお弁当です。冷蔵庫や冷凍庫にあるものをお弁当箱に詰めて職場で食べます。
他の職員さんの多くはスーパーやコンビニで買ったりしています。
お昼時間を過ぎると、職場の小さなゴミ箱はいっぱいになります。
プラゴミも燃やせるゴミもどちらも増えますが、プラゴミはお弁当やお総菜の容器でいっぱいになります。
そのいっぱいになったゴミを捨てるのは、ゴミを出さないけど一番下っぱである私の役目なのですが、
家から持ってきたお弁当箱と、外で買った容器と、こんなにもゴミの量が違うのかと改めて実感しています。
ここで思います。
「この盛り盛りの容器、どうにかなんないのかな?(毎日ってくらい私がゴミを捨てなきゃだしという気持ちもまるごと)」
「リサイクルするから良い」ということも言えますが、実際日本のプラスチックリサイクル率は24%ほどだそうで欧州諸国よりも低く、分別してせっせとプラゴミを出しているけれど、リサイクルが進んでいるとはいえない状況のようです。
大企業コーヒーチェーンのスターバックスはいち早くこの環境問題に取り組みました。
プラスチックのストローを廃止。アイスビバレッジの蓋なしでの提供、植物由来素材のスプーンなど、その取り組みは今も進んでいます。
(★スターバックスは環境問題への改善を記載した年次報告書を2001年に表明していたそうです)
「ESG投資」
「サステナビリティ経営」
「ニュー資本主義」
そんな言葉を知ったのは恥ずかしながら最近で、知識も浅く恐縮なのですが、
環境問題対策の先陣を切った大企業であるスターバックスの、その取り組みを加速させている強気な姿勢からもみてとれるように、
今後、サステナビリティが重要とされ、ESG思考である「環境(環境問題)・社会(人件問題・労働条件改善など)・ガバナンス(健全な企業経営のための内部統治)」という視点で投資を判断されるのならば、
ど素人の私からみても、環境問題を無視することはできないんじゃないかと思ったりするのです。
そこで、
「たまごの殻を使用した容器」や、おにぎりを包む竹の皮のように「植物を使った容器」がもっと身近に登場しないかなと思っています。
洋菓子店などから廃棄されるたまごの殻を配合させた「バイオプラスチック」が涙ぐましい企業努力により開発されているようです。
そしてきっと私が知らないだけで、
廃棄されるはずの何かを使って、地球を汚染させないような新しい何かを作り上げている企業、作り上げようとしている企業はたくさんあると思います。
私たちが良く目にする場所で
【環境に優しいたまごの殻を使用したバイオプラスチックを使用しています】
なんてシールが貼ってある商品を目にすることができたら本当に嬉しいし、私は安心して商品を買うことができます。
実際は製造過程にコストがかかったりで、実現は難しかったりするのかな?
そしてもうひとつの竹皮ですが、
「竹皮には防腐 作用や抗菌作用、通気性が高い、消臭効果がある」
とのことで食品を美味しく包む効果は別格。
昔の人の知恵は本当に素晴らしく、この知恵を現代だからこそ、地球環境という視点でも使用することができないものかと考えてしまいます。
検索すると、竹の皮で包んだおにぎりの写真がいくつもあり、レトロでかなり好まれるんじゃないかなぁと思っています。
私たち一人一人で環境問題を意識した何らかの行動を起こすことは本当に大切です。
しかし、市場を大きく動かす、大きく動かせる企業の利点を活かして、
私たち一人一人の環境問題意識を引き上げてもらえたらなぁと願っています。
コメント
こんにちは。ご投稿のような内容、大変勉強になります。環境活動家のコメントを聞くと、人間が生きている限り環境に悪い!と極論の解釈をしてしまいそうになります。
でも本内容のように、まずはできるところから、という姿勢であれば、それこそ持続可能かもしれませんね。
こんにちは!コメントして頂き本当に嬉しいです!本当にありがとうございます!
小さな原子や分子から人間を生み出したのは地球なので、不要なものなら地球は人間を生み出したりしないんじゃないかな?と思ったりします。
命をくれた地球への感謝や恩返しとして、最大限地球を守っていかなきゃいけない局面ですよね。毎日何なら減らせるかな?何なら取り組めるかな?って思いながら過ごすことが大切だと思っています。
投稿いただきありがとうございます!とても難しいことですが、考える必要がある内容です(>_<)
管理人さんコメント頂き嬉しいです!ありがとうございます!
誰もが考えていく時代になりますよ!経済界も環境問題にと動いているみたいです。これからどんどん変わっていきますよ!