生産中止や高騰で入手困難な食品4選 | みそきんからバヤリースオレンジジュースまで生産中止や高騰で入手困難な食品4選

今日の活気ある食文化の中で、味だけでなく希少性も特別な魅力を持つ食品があります。希少になってしまう理由はそれぞれの食品によって異なりますが、人気が故に生産が追いつかないケースや原材料の高騰などが起きてしまうケースが非常に多いです。今回はそんな希少性が高い食品をいくつか紹介します。ヒカキンが考案したみそ味のカップラーメン「みそきん」から、バヤリースオレンジジュースまで、該当する商品の魅力となぜ入手が難しいのかまでお伝えできればと思います。

入手困難な食品①カップラーメン「みそきん」

まず最初に紹介する食品は、カップラーメン「みそきん」です。有名YouTuberであるヒカキンがYouTubeチャンネルで発表したみそ味のカップラーメン「みそきん」は、その斬新な味わいが多くの人々の注目を集めました。日本のTOPのYouTuberがカップラーメンであることもそうですが、ヒカキンのラーメンへの熱量がものすごく高く、カップラーメンの生産自体も業界大手の日清が全面協力のもとで行われたとのことで、そのこだわりの強さが大きな話題を呼びました。

実際に出来上がった「みそきん」は味噌の深い風味とラーメンのうまみが絶妙に組み合わさった一品であり、一度食べたら忘れられない美味しさとしてファンを虜にしました。しかしその需要にカップラーメン自体の生産が間に合わずに、現在は販売を停止。日本のどこでも手に入れることが難しいような状況です。

かなりの人気商品ということで手に入れた一部のユーザーによる転売もひどく、多くのフリマサイトにて2,000円などで販売されてしまっておりました。カップラーメンにしては極めて高額で、いくら食べたいと言ってもここまでの金額を払う方は正直少なかったのではないでしょうか。

生産の再開および販売の再開については2024年の4月3日時点ではまだアナウンスされておらず、多くの人が首を長くして待っております。転売がひどいこともあり、充分な量を生産した上での再販が待ち遠しいですね。(画像はhttps://hikakinpremium.jp/より引用)

入手困難な食品②バヤリースオレンジジュース

次に紹介するのは、アサヒ飲料によって生産販売されている「バヤリースオレンジジュース」です。さわやかな飲み物で、毎口に柑橘系の爽やかな風味を約束します。厳選されたオレンジから作られたこのジュースは、一年中夏の味わいを楽しめます。実際に販売から70年以上も経過しており、多くの人に愛されています。

しかし2023年の12月1日の出荷分から、販売を一時休止しております。美味しいが故に需要が高いということもありますが、主な要因となったのはオレンジの需給の逼迫でした。主要生産地であるブラジルの天候不順により、オレンジジュースをつくる上では絶対に欠かせないオレンジが、不作や病害により供給不足となってしまったようです。バヤリースだけでなく、キリンビバレッジの「トロピカーナ」も同時期に販売を一時休止しており、なかなか厳しい状況が続いているようです。

ただ2024年4月3日現在では、2024年春頃に販売再開予定とされており、もうすぐ販売再開されるのではないかと言われています。スーパーやコンビニで再び手に取ることができそうで、嬉しい限りです。(画像はhttps://www.asahiinryo.co.jp/bireleys/sp/product/より引用)

入手困難な食品③カール

明治から発売されている「カール」は、その独特のカーリーな形状とコンソメ風味で長らく多くのファンに親しまれてきました。ただ絶大なブランド力を誇っていたカールですが、徐々に売り上げが低迷し販売終了が明治社内で検討されるようになってきたといいます。

しかしブランド存続の可能性を模索した結果、全国販売から西日本限定での販売形式となりました。この明治の意思決定によりカールは西日本でしか手に入らなくなったため、東日本の人にとっては入手困難な状況が続いています。おそらく一度大きく低迷した売り上げが販売経路の限定で大きく戻ることはないかと思うため、再び全国で販売という可能性はかなり低いかと思います。転売などは特に発生していないとは思うものの、東日本の人にとっては何かと遠い食べ物となってしました。(画像はhttps://www.meiji.co.jp/sweets/snack/karl/より引用)

入手困難な食品④日本酒「十四代」

最後に紹介するのは日本酒の「十四代」です。「十四代」は、山形県の出羽村で製造される高級日本酒です。その特徴は、丹精込めて育てられた山田錦のみを原料米とし、伝統的な製法で丹念に仕込まれます。醸造家の手によって酵母を丁寧に育て、低温でゆっくりと発酵させることで、芳醇で華やかな香りと、豊かな味わいを生み出します。その希少性は、原料米の品質に対する厳格な基準や、熟練した職人の手作業による醸造プロセスにあります。贅沢な味わいとともに、十四代は日本酒の王道として多くの愛好家に愛されています。

美味しそうで人気のある日本酒ですが、人気のあまり生産が追いつかず、なかなか手に入れることができない状態となってしまっております。それこそメルカリなどでは定価の倍以上の金額で販売されてしまっており、手が届かない状態が続いております。日本酒だけでなく、ウイスキーなどでもこの状況は発生してしまっており、有名ブランドが故の悩みなのかもしれませんね。

まとめ

4つほど希少性の高い食品を紹介させていただきましたが、いかがでしょうか。どれも人気がゆえに希少性が高くなってしまったかと思うため、ぜひとも手に入れたいところですね。メーカーさんの製造量が増えれば増えるほど手に入る機会も増えるかと思うため、生産拡大に期待しましょう。

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