
これからの日本が抱える問題のひとつが、超がつくほどの高齢化社会です。
2025年には団塊の世代が75歳以上を超えるといわれ、3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となるとの試算が示されています。
そして、高齢になればなるほど認知症のリスクは高まります。
「わが国の認知症高齢者の数は、2012(平成 24年)で 462 万人と推計されており、2025(平 成 37年)には約 700 万人、65 歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれ ています。」
厚生労働省・認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)より
5人に1人ってすごい数字です。
75歳以上の後期高齢者に絞った場合、もっと認知症の割合が高くなるということです。
認知症の症状は様々ですが、ここでは表現できない人格が破壊されたような言動は周囲にものすごい衝撃を与えます。
認知症である本人も自覚できる不安などに恐怖を感じるようです。
認知症は進行を遅らせることはできても、未だに治療はできないと言われています。
なので、「予防する」ということが何より大切になります。
認知症予防として脳の体操などいろいろありますが、
食事面での認知症予防は「規則正しくバランス良い食事をとる」「多様な食品を食べる」ということがいわれています。
その食事面での認知症予防のひとつとして「緑茶を飲む」という予防策があるのはご存知でしょうか?
「緑茶が認知機能の保護効果を認めた」
とは、日本栄養士会主催の2022年度全国栄養士大会で「国立研究開発法人・国立長寿医療研究センター」の講演発表の中にありました。
こんな研究報告を、限局した場所だけで留めていちゃもったいない!と感じて今回投稿させて頂きました。
緑茶の抗酸化物質であるポリフェノール「カテキン」の効果は数知れず、
血糖値の低下、高血圧予防、血中コレステロールの低下、免疫力アップで感染症予防など知られています。
この効果にいわゆる「認知症を予防する」プラスαがあるなんて、緑茶は本当に素晴らしく優秀な食品です。
高齢化の波が今よりぐっと押し寄せてくる今後、高齢化による経済ひっ迫も課題とされています。
高齢者になっても健康でいられることは、自分の老後の豊かさだけでなく、
国の財源を最小限にできるということで、日本も豊かであり続けることができるということ。
次世代が出来るだけ困らないように、
豊かな平和な日本でいられるように
何より予防!
できることから実行!
ということで、
今からせっせと緑茶を飲みましょう!
そして「認知症予防」を打ち出した緑茶を作って頂けるといいなと思っています。
ちなみに緑茶1日2杯以上で効果があるそうです!
コメント
はじめまして!
カテキンが認知症予防に効果的なんですね。
勉強になります。ありがとうございます。
調べてみたら、高カテキンの粉末緑茶がありました。
こうした商品の活用でも効果が期待できるんですかね??
http://www.chaikedaya.com/shopdetail/000000000217/
はじめまして!投稿をご覧頂きコメントまで頂きとても嬉しいです!ありがとうございます!
濃い味で美味しそうな粉末緑茶ですね!もちろん粉末でも同様の効果が期待できます!
資料を見返してみたら1日1杯緑茶を飲む人より2杯以上飲む人の方が予防効果が高いようです。ちなみに2杯~4杯では効果に変化ナシなので、高濃度のものをたくさん飲めば予防効果が上がるということではなさそうですね。
投稿いただきありがとうございます!現在、某飲料メーカーにて「認知機能の一部である注意力・判断力の精度を高める」「記憶力が向上する」などの表記があるお茶を販売しています。より認知症に特化したお茶の販売を期待したいですね(^^)
コメントありがとうございます!
そうなんですね!認識不足でした!教えて頂きありがとうございます!
はい!どんどん販売してもらって認知症についても深刻な状況だよって知ってもらえると嬉しいなって思っています!
こんにちは。ご投稿主様は、様々な観点で深い内容のご投稿をされていますね。勉強になります。
医療品となるとハードルが一気に上がるので、普段飲むお茶で認知症など、防げるようになるといいですね!
ryo0916様
こんにちは!いつも嬉しいコメントをありがとうございます!励みになります!
仰る通りで、医療品に頼らなくてもいい、普段のお茶で予防できるよーという知識を、今だからこそもっとアピールしてもらえれば嬉しいなって思っています!