
各地で地産地消への取り組みが盛んに行われています。
小学校や施設で働く管理栄養士・栄養士さんも地産地消に積極的に活動しているようです。
給食に地場産の野菜を使うようにして食育活動を広げたり、
何より鮮度の良い野菜は余計な味付けをしなくても美味しいので、給食提供対象者に美味しいものを食べてもらいたいという強い気持ちなのだと思います。
「地産地消」という言葉は今ではすっかり浸透していると思います。
地産地消の良いところはたくさんあります。
私なりの地産地消メリットを述べさせて頂きます。
①自分達が暮らしている近い場所・近くの地域で採れた鮮度の良いものを口にすることができる。
鮮度が高いということは各種ビタミン・ミネラルなどの栄養価が失われにくいうえ美味しい。
②近い場所・近い地域で採れたものなので「あそこで採れたのね」「あ~あの辺で採れたものか」と確認できたり想像することができる。
野菜などは育てた人の名前が袋にシール貼りされているものもあるので、誰が育てた物なのかも分かり、情報開示がされている分、安心感があるのも納得できます。
③地産地消は実体験を通した食育に繋がる。
地産地消とは必ずしも店頭に並んでいるものを指すことではありません。
「自ら育て自ら食す」「自ら収穫し自ら食す」ことも地産地消です。
釣りをして釣れた魚を食べたり、
家庭菜園で作ったミニトマトを食べることも地産地消です。
④地産地消は近い場所・近い地域で採れたものなので、売場まで運ばれる輸送ルートに不必要に二酸化炭素が排出されないので環境に優しい。
例えば、
沖縄から運ばれるゴーヤが東京で売られるとすると、恐らく東京までの輸送ルートは航空機です。
一方、東京のお隣神奈川で採れたゴーヤの輸送ルートはトラックひとつです。
「地産地消」には大袈裟ではなく、地球規模でたくさんのメリットがあることが分かります。
私がよく利用するスーパーでは小規模ではありますが地場野菜コーナーがあり、地場の野菜が陳列されているので、同じなすを買うにしても地場産の物を買うようにしています。
けれども、そんなこと言ってられないこともありますよね。
安く買える方が良い時もあれば、料理するものにその季節に豊富に採れる食材以外のものが欲しいこともあります。
そして何より「地場産なんてそんなこと言ってられない」と思われるのは高齢者なのかなと思っています。
・買い物の荷物が重くなると辛い
・独り暮らしだし昔ほど食べられないのでそんなにたくさんの野菜は要らない
・料理がおっくうで食べたいけど諦める
地産地消にはメリットが多いとお伝えしましたが、
そんな高齢者ならではの問題で「地産地消が置き去りになる」ことも実はあるのです。
だったら、
・買い物の荷物が重すぎないように
・独り暮らしでも食べきれるように
・料理がおっくうなら既に調理したのもを食べられるように
地場の食材を使用したお総菜を購入してもらえれば地産地消が叶えられると思うのです。
【地産地消として近い場所・近い地域で採れたものを使ったお総菜を、これまた近くのスーパー・近くのコンビニで売ってもらえると歩くのがおっくうで遠出できない高齢者には本当に助かる】と思います。
もしかしたら、ちょっと意識高い男性も手にとってくれるかもしれない。
私は普段お総菜を買ったりしませんが、地場の野菜を使ったお総菜なら買ってみようかなという気持ちになりますね。
「素材の味を活かすため薄味に仕上げています」
など、あえて一言添えてあってもちょっと他とは違う【特別感】を感じるし、
食べて本当に薄味だと感じても「あ~地場産だからね~」と納得できちゃうのかなと思います。
【みんなが自然と地産地消に参加している】
そうなったら嬉しいなと思っています。
コメント
投稿いただきありがとうございます!なにも書いてないと薄味すぎないか?と疑問に思ってしまう可能性がありますが、「素材の味を活かすため薄味に仕上げています」と一言あると優しいし納得できます。
コメントありがとうございます!本当に嬉しく思っています!
あらかじめ予防線を張っておくことも大切ですよね!口にする人が納得して頂ければ、それは立派な商品として成り立ちますもんね!
こんにちは。今更ながらですが、地産地消の重要性、地場の食品の有効活用の大切さを感じました。
仮に地方に旅行とかで出かけても、その場では地産であり、その場で消費すれば地消なので、いろいろな観点で、自然とその雰囲気が醸成されればいいですね!
はじめまして!投稿を見て頂きコメントして頂きありがとうございます!
確かに!その場で食せば地産地消になりますね!本人が楽しむための旅行も、そんな観点を持つだけで旅行先や農家さんに貢献する大きな意味を持つ旅行になりますね!新しい発見をありがとうございます!