
高齢者や障害のある人でも食べやすい、嚥下のしやすいパンがあったらいいなぁ。
画像は、昔福祉施設にボランティアに行ったとき出されたお弁当です。
栄養バランスもよく、豪華なお弁当。
でも誰もがこれを口にできるわけじゃない。
施設にいる方の中には、嚥下が困難で、「きざみ食」「ペースト食」「ムース食」「ゼリー食」「ソフト食」……。
とにかく、「ふつうの形」でごはんが食べられない人がいる。重度の方だと、経管栄養や胃ろうの方も。
わたしの施設では、自立度は高くても嚥下力の弱い人もいて、ごほごほとむせやすい。
ところで最近ではアレルギーに配慮した米粉パンをスーパーでも見かける。それなら、嚥下のしにくい人に向けたパンがあってもいいのでは?
嚥下といえば、こんにゃくゼリーで有名なマンナンライフさん。
度重なる誤飲事件によ最初無記述だったパッケージが「高齢者やお子さまは気をつけて食べてください」に代わり、今では「高齢者やお子さまは食べないでください」と記載されている。形も、ナナメのハートに変わっている。
万が一誤飲してしまったとき、少しでも吐き出しやすくするためだろうか。
通常商品はそのようになっているが、その代わりに「ララクラッシュ」が発売されている。
口にいれた瞬間ほどけやすくなっており、嚥下力の弱い人でも食べやすいよう工夫されている。カロリーも4分の1ほど。ダイエット目的の人にもうれしい。このように、それぞれのニーズにあったものの商品があると消費者の幅が広がるかなと考えています。
コメント
こんばんは。なるほど、と思いました。
こういった情報は、普段の生活の中ではなかなか得られないので、大変勉強になります。
いろいろな立場の人が、いろいろ工夫されたパンを食べられると良いですね!